ニキビといえば、一般的に10代の若い頃にできるものだと思われがちです。しかし、大人になってからもニキビに悩む人は多く、その頃にできるタイプほど厄介なタイプはありません。テレビCMやネット広告などでも、多くの種類の専用クリームなどを宣伝していますが、殆どは思春期にできるタイプのために作られたもので、大人になってからのニキビには効果がないとされています。同じニキビなのに、なぜ効果がないのかというと、思春期と大人になってからと、出来る原因が違うからです。

若い頃に出てくるタイプは、余分な皮脂が落としきれずに脂っぽい肌になってしまうのが原因なので、皮脂成分を落とせば改善できることが多いのですが、大人になってできるタイプのものは、生活習慣の乱れや偏った食生活、精神的ストレス、便秘などによって起こるからです。思春期タイプは、しっかりと脂分を落とすことで改善できますが、大人になってのタイプはきちんと保湿することが大切です。それ以外にも、肌に悪い影響得を与える夜ふかしや、脂っこい食べ物などを食べ過ぎたり、タバコやアルコールの過剰摂取などによってもひどくなるので、それらの習慣を改善しなければ治りません。若い頃のタイプは、肌の代謝が活発なことが引き起こす原因だったのに対して、大人になって出てくるタイプは肌の代謝機能が低下することによって引き起こされるのです。

この違いを理解していれば、もうニキビなんて怖くありません。生活習慣から見直して、きちんと保湿して肌トラブルのない綺麗な肌を目指していきたいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です